ホーム - 採用情報 - インタビュー

INTERVIEW

インタビュー

木村 彰宏(きむらあきひろ)

2021年

大規模修繕工事部

【担当業務】大規模修繕工事部にて、主に外壁改修工事の工程や安全管理、コスト管理など施管理業務

これまでの経歴

大学卒業後約16年間、劇団員や某テーマパークのダンサーとして活動し、舞台の世界に没頭していました。より良い作品を生み出するために、一つのことをコツコツと続けるという私の性格が活きた仕事でした。お客様を笑顔にすることに大きな喜びを感じ、どうしたら喜んでいただけるかを常に考えながら日々表現力を磨いてまいりました。その後、新たな挑戦としてタクシー運転手を経験しました。

入社のきっかけは?

タクシー運転手をしていた際、乗車したお客様が偶然にも成田屋の成田社長でした。銀座での乗車時、社長は私の前職某テーマパークでの経験に興味を持ってくださり、話が弾みました。そして『タクシー運転手をしているのはもったいない。』とおっしゃり、名刺を渡されて『一度話だけでも聞きに来てよ』とお誘いを受けました。
当時、コロナ禍の影響で収入が減り、経済的にも将来に強い不安を感じていました。そんな状況もあり、社長の熱意に心を動かされ、転職を前向きに考えるようになりました。
実際に成田屋を訪問した際、修繕工事における品質や安全へのこだわり、そして限られた予算の中でいかにお客様の理想を実現するかといった話を伺いました。その時、前職で培ったサービス精神をこの仕事でも活かせるのではないかと確信し、施工管理としてのキャリアをスタートさせました。

仕事のやりがい・楽しさは?

施工管理は、現場での工事がスムーズに進行するように、工程や原価、安全など多岐に渡たり管理する仕事です。工事内容に加え、居住者様や近隣への配慮も必要で、優先順位を明確にし、安全を最優先にしながら工事を完了に導く役割を担っています。
私は特に安全面を重視しており、作業員や居住者様との作業予定の共有や安全確保のためのご協力を得るため、頻繁に情報交換を行っています。施工現場では、仮設資材の倒壊や落下といったニュースで耳にするような事故だけでなく、発電機を使う際の一酸化炭素中毒、溶材系の塗料使用時の臭気の発生など、注意すべき点は多岐にわたります。『この工事中は臭気が発生するので定期的な換気を』『この通路は頻繁に資材を運搬するので、極力こちらを使ってください』など、居住者様の健康に関わる事柄に対しては特に気を抜けません。また、当然ですが工事の品質も重要で、日々の気温や天候に加え、猛暑や厳寒の中では作業員のメンタルケアなど気を配ることは多いですが、その分無事に事故なく竣工を迎えられた時の達成感は格別です。

未経験からの挑戦で活躍できている秘訣は?

成田社長と直属の上司から仕事内容を丁寧に説明してもらい『イチから教えるから大丈夫』と言ってもらえたことです。当時、まだ部署が立ち上がったばかりで、周りにも経験の浅い人が多く、学習が進めやすい環境でした。同僚と同じようなペースで学んでいけることで、不安を感じずに取り組むことができました。
最も印象に残っているのは、成田屋としても初めての大型物件の常駐管理を任された仕事です。常駐管理では、敷地内の事務所で打ち合わせや書類整理を行い、定期的に施工箇所を巡回し、指導や検査を行いました。居住者様や作業員とのやり取りも多く、最初は忙しく動き回っていましたが、現場の作業員や上司に助けてもらい、子どもの体調不良で現場を離れなければならなかった時も同僚が代わってくれるなど、チームの協力に何度も助けられ、無事竣工を迎えることができました。

こうして少しずつ成功体験を積み重ねることができています。労働環境において、周囲との良好な人間関係は非常に重要です。『職人は頑固で怖い』というのは昔の話で、今はむしろ協力的な人が多く、真剣に相談すれば、誰もが助けてくれます。まだ不得手な点も多いですが、周囲に支えられながら成長し、今度は私が周囲を助け、ともに成長していきたいと考えています。

当社で働く魅力は?

施工管理の仕事は、モノづくりに関わり、お客様に喜んでもらいたい、達成感を感じたいという想いを持っている方におすすめです。最初からすべてのことに携われるわけではありませんが、少しずつできることが増え、最終的にはたくさんの方から『ありがとう』をもらえる仕事です。金額の大きな案件も多く、不安を感じることもありますが、成田屋は真面目に取り組み、周囲への尊敬を忘れずにいれば必ず誰かが助けてくれる会社です。分からないことも素直に尋ねれば、知識を持つ人が必ず教えてくれます。長い道のりではありますが、人に感謝される仕事は、同時に人に誇れる仕事でもあると実感しています。

これからの目標をお願いします!

まずは一人で現場管理ができるようになることが目標です。私は『工事を受注後の準備から、工事完了後の書類提出まで』を一つの区切りとして、自分の意思で完遂できることを目指しています。もちろん、工事には営業活動や定期点検など様々な人が関わりますが、全体の流れを把握し、知識としてインプットすることが大切だと考えています。そのため、まずは現場管理としての『自走』を目標にしています。
また、仕事と家庭の両立もタスク管理を通じて実現しており、平日でも休むことが可能です。同僚同士でカバーし合い、子どもの運動会にも参加しています。今後も両立を続けながら、さらなるスキルアップを目指していきます。

一日のスケジュール

08:30

■出社・スケジュール確認・事務作業など
※現場直行もあり

10:00

■現場巡回
 工事の進捗状況の確認・現場写真撮影など

12:00

■昼食

13:00

■現場巡回
■業者との打ち合わせ

16:00

■事務作業
 工程表作成と確認・見積作成など

18:00

■退社