WORDS
あ行
アウトリガー(あうとりがー)
補強の一種。移動式クレーンの安定度を増すために張り出す足。または、足場が建物から離れる方向に倒壊しないように、足場の外側に新たに支柱を立て、その支柱と足場とを緊結する補強を指す。
朝顔(あさがお)
道路上などに物が落下するのを防ぐため、構造物の側面に設置する傾斜した防護用仮設物。
足場(あしば)
足を掛ける所。特に、高所での作業のため丸太や鋼管などで組み立てたもの。建築工事を行う際に設けられる仮設の作業用床。屋根工事や外装工事などを行うために建物外周部に設けられる「外部足場」と、壁・天井などの工事のために建物内部に設けられる「内部足場」がある。
足場作業主任者(あしばさぎょうしゅにんしゃ)
足場の高さ5m以上のシステム足場、枠組足場、単管足場と吊り足場、張り出し足場の組立て解体作業及び変更作業では、足場作業主任車の選任が必要となります。
足場つなぎ(あしばつなぎ)
足場繋ぎとは、壁繋ぎとも呼ばれ、躯体と足場を繋ぐ時に使うネジとナットが一体になった金具のこと。
足場養生カバー(あしばようじょうかばー)
足場の支柱のコマ(クサビ受け)をカバーする足場養生カバー、もしくはマルチカバーと呼ばれる養生材。
圧縮ジャッキ(あっしゅくじゃっき)
建物側への倒壊を防止するジャッキ。壁あてジャッキとも呼ばれる。
網(あみ)
ガードフェンス、養生網
歩み板(あゆみいた)
木製又は鋼製、アルミ製の足場板。
安全鋼板(あんぜんこうはん)
建築分の囲いを造ったり、目隠しをする為の資材で、高さは主に2mと3m。
安全帯(あんぜんたい)
高所から落下を防ぐ為に着用する金具付きロープ、及びそれを装着する胴ベルト(ハーネス)。文字通り高所作業を行う職人の命綱であり、安衛則においても、高さ2メートル以上の箇所での作業時にはこれを必ず使用しなければならないとされている。
安全ブロック(あんぜんぶろっく)
タラップなどの昇降場所に使用する落下防止用器具。急な衝撃に反応して伸びているワイヤーが固定される仕組みとなっており、ワイヤーの先端に付いているフック部分に安全帯を装着することで昇降時にも命綱が機能するようになる。
アンチ(あんち)
作業床。足場板、踏板などとも呼ばれる。
E柱(いーちゅう)
クサビ足場の支柱450㎜の別名
1コマ(いちこま)
クサビ足場の支柱450㎜の別名
一間(いっけん)
尺貫法における長さの単位のこと。 一間は、6尺。一尺はメートル法で約30、3センチとなっているので 一間は約1、82メートルに換算され一間×一間が一坪になる。
一側足場・一足足場(いっそくあしば)
1本の支柱にブラケットという腕木をだし、その上に歩み板をならべたもの。正式には「ひとかわあしば」と呼ぶが「いっそくあしば」が一般的呼称としてしられている。
インベーダー(いんべーだー)
踏板250㎜×400㎜の別名
ウインチ(ういんち)
巻胴にワイヤロープや鎖を巻取り、資材などの上げ下ろしをする機械。
A柱(えーちゅう)
クサビ足場の支柱3600㎜の別名
越境(えっきょう)
敷地の境界線を越える事。
エンドストッパー(えんどすとっぱー)
足場のコーナー部や作業床の無い場所などに取り付ける墜落防止用の手摺。作業員の墜落事故を防止する為だけでなく、関係者に進入禁止区域を知らせる目印にもなる。
鬼クラ(おにくら)
養生枠などを取り付ける際に使用する養生クランプ。フックが鬼のツノのように見えるためこのように呼ばれている。
お弁当箱(おべんとうばこ)
踏板250㎜×400㎜の別名
親綱(おやづな)
足場工事現場で作業員が安全帯をかけるために設置されるロープを親綱という。親綱は足場や親綱支柱、鉄骨などに装着する。
WORDS
か行
架けバラし(かけばらし)
足場架設工事における組立と解体・撤去作業のこと。
仮設足場(かせつあしば)
高さのある建物(マンション、ビル、一般住宅など)を新築や修繕などするときに建てられる足場の事をいう。
金網(かなあみ)
落下養生や進入防止養生の為の金網タイプのガードフェンスのこと。
壁つなぎ(かべつなぎ)
足場の倒壊を防ぐ為、建物と躯体を結合するジャッキのこと。圧縮ジャッキともいう。
仮囲い(かりかこい)
工事を始める前に、工事現場と外部の隔離、盗難・災害の防止などの為、工事期間中設ける板塀などの囲いのこと。
ガンダム(がんだむ)
センターアダプターの別名
脚立足場(きゃたつあしば)
脚立と脚立の間に足場板を渡してつくる仮設足場のこと。
境界(きょうかい)
敷地と敷地、道路との境目
狭小地(きょうしょうち)
狭い場所。
くさび緊結式足場(くさびきんけつしきあしば)
工事現場で使用される足場の一種。盛替え、組み替え作業が簡単にでき、建物の形状に容易に対応出来る。一定間隔に緊結部を備えた鋼管を建地(支柱)とし、緊結部付きの水平材、斜材等を建地の緊結部にくさびで緊結し、床付き布枠を作業床とした足場で、部材がユニット化されておりハンマー1本で組立が出来る。従来、木造家屋等低層住宅工事用の足場として使用されてきたが、近年、その足場の部材を用い本足場として組み立て、中層建築工事用の足場としても使用されている。高層建築でも外壁の塗り替えなど短期間の補修に足場として使用することもある。
躯体(くたい)
鉄鋼や鉄筋コンクリートなどで構成された、床・柱・梁など
クランプ(くらんぷ)
パイプや鉄骨等の資材同士を先端に付いているボルトで締め結合する金具。
KY活動(けいわいかつどう)
危険を予知する為の話し合い。
ケレン(けれん)
足場資材に付着したよごれや塗料を剥がす作業。
現調(げんちょう)
現場の下見。現地を事前に調査する。
工期(こうき)
工事の行われる期間。
鋼製朝顔(こうせあさがお)
鋼製朝顔とは、落下物防止のための防護棚のことを言う。ビルやマンションなど建築途中の建物を見上げると、仮設足場がありその下を通る歩行者などを守るために斜めに張り出した部分のこと。
固定ジャッキ(こていじゃっき)
足場の最下部に使用し上下の高さを調整をする資材の名称。
小ブラ(こぶら(しょうぶら))
くさび緊結式足場で250㎜幅用のブラケットの略称。
コマ(こま)
支柱についている緊結部のこと。手摺やブラケットのくさび部分を差し込む場所。
ゴンドラ足場(ごんどらあしば)
建物の屋上や中間階に仮設の梁やフックを取り付け、それにワイヤーロープをかけ、巻上げ機械を操作して昇降させる簡易吊り足場のこと。
コンパネ養生(こんぱねようじょう)
人通りがある建物の出入口上の足場にコンパネ(木製の合板)を敷き、歩行者に作業粉塵や資材が落下しないようにする措置を意味する。
WORDS
さ行
サイドアダプター(さいどあだぷたー)
支柱の左右のコマに装着することで、250㎜幅の踏板をセンター踏板を同様に使用可能にするもの。
三連クランプ(さんれんくらんぷ)
単管パイプを3本連結させるために使用するクランプ。
敷板(しきいた)
ジャッキベースの下に敷く敷板(アンダーベース)
自在クランプ(じざいくらんぷ)
足場資材を連結するために使用する部材。さまざまな建物の形状に対応できる。
自在ジャッキ(じざいくらんぷじゃっき)
足場において、屋根や斜面などに支柱や単管を設置する際に使用する部材。
ジャッキ敷板・プレート(じゃっきしきいた)
アンダーベースの別名
ジャッキベース(じゃっきべーす)
ジャッキの下に敷くプラスチック製、または鉄製の敷板を意味する。ジャッキの下に敷くことで、地面にかかる荷重を分散することができるので、足場を安定させることができる。
昇降階段(しょうこうかいだん)
足場内を昇り降りする為に設置される設備。
職長(しょくちょう)
現場で労働者に対して指揮監督する者。
シングル(しんぐる)
250㎜又は240㎜幅の踏板の名称。
筋交(すじかい)
柱と柱の間に斜めに入れる補強材のこと。
ステージ足場(すてーじあしば)
1階が通路になっている場合など、1階から足場が組立てられないとき、2階部分のところにステージをつくり、 そのステージから足場を立て、1階部分の通行の障害にならないようにする足場のこと。
ステップガード(すてっぷがーど)
階段開口部手摺枠。セーフティーガード。
スパン(すぱん)
1スパン1.8メートルの間隔
積載荷重(せきさいかじゅう)
足場では1スパンあたりで踏板にかかる許容荷重のこと。1スパンの踏板に対する積載荷重は200㎏となっている。
先行手摺(先行手すり)(せんこうてすり)
足場を組み立てる時に、事前に安全帯取付設備(手すり)を設置する工法、またはその部材を意味する。
センターアダプター(せんたーあだぷた)
一足足場で手摺り設備を設けるために使用する部材。
センターアンチ(せんたーあんち)
狭小地で使用するくさびの付いた踏板。
先端カプラー(せんたんかぷらー)
先端クランプ。伸縮ブラケットの先端に付けるクランプ
WORDS
た行
大ピン(だいぴん)
くさび緊結式足場で400㎜幅用の張出ブラケットの略称。
大ブラ(だいぶら)
くさび緊結式足場で400㎜幅用のブラケットの略称
立ち上げ(たちあげ)
足場を組み上げていく作業。
建地(たてじ)
足場において、地面と垂直に立てる支柱のこと。建地が垂直じゃないと足場が歪むので、職人はレベルを大切にし、その都度測って施工している。
ダブル(だぶる)
400㎜または500㎜幅の踏板の名称。
タラップ(たらっぷ)
梯子の名称。
単管抱き足場(たんかんだきあしば)
鋼製のパイプを用いて一列の柱を軸にして、横に2本ずつパイプを組み立てた足場のこと。現在使用頻度は減少している。
単管ブランケット足場(たんかんぶらけっとあしば)
鋼製のパイプを柱として、三角形の金具(ブランケット)の上に足場板を渡して組み立てる足場のこと。
手すり(手摺)(てすり)
水平材。
鳶(とび)
高い所で足場の組立、解体作業を専門とする職人。
トラス(とらす)
出入り口などの開口部に使用する部材。梁枠という
WORDS
な行
WORDS
は行
ハーフ(ハーフアンチ)(はーふ(はーふあんち))
250㎜又は240㎜幅の踏板の名称。
ハーフ階段(はーふかいだん)
通常の階段は1800の高さに使用するが、その半分の長さの階段
パイプジャッキ(ぱいぷじゃっき)
足場の最下部に使用し上下の高さを調整をする資材の名称。
ハコジャッキ(はこじゃっき)
大引受ジャッキ
8コマ(はちこま)
クサビ足場の支柱3600㎜ コマが8個ついている
ハッチアンチ(はっちあんち)
タラップ付踏板
跳ね出し(はねだし)
張出ブラケットの別名。
幅木・巾木(はばき)
足場に設置する落下防止用の板のこと。
張り出し(はりだし)
張出ブラケットの名称。
梁枠(はりわく)
出入り口などの開口部に使用する部材。
番線(ばんせん)
資材を結束する際に使用する針金。
万能版(ばんのうばん)
仮囲いをする際に使用する鋼板。安全鋼板ともいう。
火打ち(ひうち)
最上部のコーナーを単管などで固定する補強のこと。
1コマ(ひとこま)
クサビ足場の支柱450㎜ コマが1個ついている
ピンクランプ(ぴんくらんぷ)
ブレース止めクランプ又は、グラビティクランプ
ピンブラ(ぴんぶら)
張出ブラケットの別名。
ブラケット(ぶらけっと)
踏板をはめるための資材。400㎜幅と250㎜幅踏板用のブラケットがある。
フラットパネル(ふらっとぱねる)
仮囲いをする際に使用するパネル
ブレス(ぶれす)
柱と柱の間に斜めに入れる補強材のこと。
防炎シート(ぼうえんしーと)
防炎加工を施した塩化ビニール樹脂シート。
防音シート(ぼうおんしーと)
工事に伴う騒音を軽減するシート
本足場(ほんあしば)
建築する躯体の外壁面に沿って支柱を二列に並べた足場を指す。 本足場にはクサビ式と枠組み足場があり、足場の中でも最も多く使用されている工法。スペースに余裕がある大規模な建築現場で使用されることが多く、建築用としてはもちろん、橋梁工事の足場として利用されることも多い。
WORDS
ま行
WORDS
や行
ヤード(やーど)
資材置き場のこと
役物(やくもの)
規格品において、定尺品など基本形以外の形をした部材のこと。
屋根足場(やねあしば)
屋根の防水や塗装などに使用する足場。
やらず(やらず)
足場が倒れないように、単管などで地面から斜めに足場と結合させた支えのこと。控えともいう。
ユニック車(ゆにっくしゃ)
小型のクレーンを搭載したトラック
養生(ようじょう)
作業等により周囲を汚したり傷つけたりしないように保護すること。または、工事現場周辺へのものの落下や飛散を防止するために行う措置。
養生網(ようじょうあみ)
ガードフェンスのこと
4コマ(よんこま)
クサビ足場の支柱1800㎜ くさびを受けるコマが4個ついている
WORDS
ら行
ラチェット(らちぇっと)
仮設材の固定に使用するボルトやナット、クランプなどのネジの締め外しに使用する道具
落下防止(らっかぼうし)
作業者の墜落防止のための手すり枠
ラッセルネット(らっせるねっと)
建築物と足場との隙間となる部分に設置する落下物を受け止めるための落下防止ネット
ルーフベース(るーふべーす)
下屋用アンダーベースのこと。屋根の上に足場を建てる際にジャッキの下に敷くアンダーベース。
ローリング(ローリングタワー)(ろーりんぐ)
支柱の下部にジャッキ付キャスターを装着した移動式足場のこと。
ローリングタイヤ(ろーりんぐたいや)
ジャッキ付キャスター
ロックピン(ろっくぴん)
支柱のジョイント部分の抜け止めの為に使用する金具。支柱の内部に内蔵されるタイプ(先付け)と支柱の外側から装着するタイプ(外付け)があります。
6コマ(ろっこま)
クサビ足場の支柱2700㎜ コマが6個ついている