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Q&A

大規模修繕工事Q&A

Q&A

ご質問

Q
大規模修繕工事とはどのような工事を行いますか?

劣化したところを回復する工事と、美観・機能・快適性の向上を図る工事の2種類があります。具体的には、内外壁の補修、塗装工事、防水工事、給排水工事、電気工事などです。

Q
大規模修繕工事はなぜ必要なのですか?

建物の性能を適切に維持管理するために必要です。防水や塗装等、建物の部位ごとに寿命は異なりますが、それぞれの材料寿命ごとに工事を行うと、その都度足場を組み立てることとなり、多額の費用が発生してしまいます。そのため10〜15年に1度、建物全体に足場を組み立てて外壁全体を一気に工事することでコストの抑制を図っています。

Q
マンションの寿命は何年くらいでしょうか?

寿命としては60年以上と言われますが、適切な修繕を怠ると短くなります。定期的な点検とメンテナンスとして修繕工事が必要です。

Q
大規模修繕工事を行う時期は何年に1度くらいですか?

12年周期での工事が一般的です。但し、材料、工法の改良が進み、15年周期で実施する等長くなる傾向です。建物の状況によりますので、まずはお気軽にご相談ください。

Q
大規模修繕の工事期間はどのくらいの期間でしょうか?

小規模マンション(~30戸)の場合2~3カ月、中規模マンション(31~60戸)の場合3~5ヶ月、大規模マンション(61戸~)の場合は6カ月以上を目安としてお考えください。

Q
大規模修繕工事全体の流れを教えてください。

現地調査・診断→工事内容の決定→お見積り→業者決定・ご契約→工事説明会→改修工事→検査→竣工引き渡し→アフターサービス→次期修繕工事へといった流れです。一般的に診断から竣工まで1~2年掛ります。現地調査のタイミングは、長期修繕計画や資金計画、日頃の巡回点検の状況を加味し検討することとなります。

Q
建物診断は、いつだれに依頼すれば良いですか?

管理会社、設計事務所、専門工事業者等にて対応するケースが多いです。ご不安な際は、お気軽にご相談ください。

Q
居住者説明会とは何ですか?また実施する理由はなんでしょうか?

工事に際しては居住者の皆様にご協力いただくことや事前にご理解いただくことがあります。事前に説明会を開きご説明させていただくことで、居住者様の工事中の負担を軽減することができます。

Q
理事会や修繕委員会は何をすれば良いのでしょうか?

工事会社からの提案を聞いたり、見積を取り寄せたり、工事期間等の工事内容を決定することなどが主な役割となります。

Q
大規模修繕工事の予算はどのくらい見ておけば良いですか?

戸数や工事内容によって異なりますが、目安として1戸当たり60万~120万が概算金額となります。建物の築年数・劣化状況及び施工範囲、仕様やグレードによって大きな違いが発生します。お気軽にご相談ください。

Q
「実数精算」とはどういう意味ですか?

あらかじめ工事の仕様と単価が決まっていて、数量の増減により精算する方法です。足場を組んでからでないと補修が必要な箇所を正確に判断できないため、見積段階では概算にて見積作成、足場設置後詳細調査の上工事実施、精算する方法です。当初の予算が余ることもあれば足りないこともあります。実施の際は、工事費用の5%~10%程度の予備費を見込んだうえでのご検討を推奨致します。

Q
見積りに費用はかかりますか?

費用はかかりません。但し、組合様より図面をお借りしたり現地調査等ご協力頂くこととなります。

Q
劣化・調査診断に費用はかかりますか?

簡易調査は無料で行っております。但し、本格的な調査、報告書を作成する際は有料となる場合もございます。 詳しくはお問い合わせください。

Q
作業時間は何時から何時までですか?

8:30〜17:30までを原則とさせて頂きます。修繕作業の状況により若干、時間を過ぎる場合がありますが、大きな音の出る作業は17:30以降は行いません。

Q
休日も修繕作業はありますか?

日曜、祝祭日は原則修繕作業は休みます。天候による工程の遅れ等で万一、作業を行う場合は事前に管理組合様の承認を得てから修繕作業を行います。

Q
雨の日も修繕作業はありますか?

外部の修繕作業は中止としますが、廊下まわりや雨のかからない部位では作業をさせていただきます。

Q
修繕工事の進捗状況は、どうやって分かるのですか?

工事に関する情報はマンション内のエントランス掲示板や電子看板等にてご案内致します。

Q
工事中の質問は誰にすれば良いですか?

現場事務所には、現場代理人が常駐していますので、お気軽にお尋ねください。 また、エントランスホールなどにご意見BOXを設置致しますので、お気付きの点がございましたら、投函してください。

Q
修繕工事中、臭いはしますか?

主に水性材料を使用しますのでシンナー臭は余り発生しませんが、バルコニー防水・鉄部塗装作業では多少臭いが発生します。臭いのする作業をする際は、事前にお知らせいたします。

Q
冷暖房が使えなくなることはありますか?

基本的には通常通り使用できますが、ホースから水が出ないよう処置する必要があります(その際は事前にご連絡します)。

Q
廊下や階段の工事の時は通れない場合がありますか?

共有部の廊下や階段、エレベータの工事の場合は一時的に通行を制限させていただく場合がございます。その場合は最小限の制限で済むよう計画いたします。時期や作業範囲はその都度、チラシでご案内いたします。

Q
バルコニーに置いてある荷物はどうすれば良いですか?

バルコニーの物品(エアコン室外機以外の私物全て)は原則居住者様にて室内に片付けていただくように、お願いしております。どうしても片付けが困難な場合は当社で移動することも可能です(有償となる場合がございます)。

Q
工事中はバルコニーに出ることはできますか?

外壁洗浄工事、塗装工事、防水工事時には、バルコニーの使用を制限させていただく場合がございます。それ以外の際は、バルコニーはご使用いただけます(使用制限の際は事前に、チラシを投函いたします)。

Q
バルコニーに洗濯物は干せますか?

工事期間中は洗濯物を干せない日が多々あります。エントランスホール等で当日または翌日の洗濯物情報を掲示しておりますので、なるべくご確認お願いいたします。日曜や祝日等、工事がお休みの日や、バルコニーでの作業がない日は洗濯物を干すことが可能です。

Q
工事中に起こりやすい問題はどのようなことですか?

もっとも多いトラブルはバルコニーの私有物に関することです。こういった問題をあらかじめ防ぐ為にも「居住者説明会」はとても有用な機会です。

Q
防犯対策を教えてください。

当社では窓の補助錠を貸出すほか、必要箇所にセンサーライト等を設置します。足場からの侵入を防止する手立ては講じていますが、必ず施錠をお願いします。また部外者を見分けられるように、工事関係者は全員識別ベストを着用しています。

Q
網戸と面格子を取り外すのはなぜですか?

窓まわりの作業では面格子と網戸を取り外す必要があります。特に網戸は内側からしか外せないことがあり、原則として取り外すことをお願いしています。申し訳ありませんが窓まわりの作業が終わるまで、なるべく室内で網戸を保管してください。また、面格子も取り外しますので、窓にもしっかり施錠をお願いします。

Q
室内に入ることはありますか?

玄関の扉の枠を塗装する場合に玄関付近までは立入ることがありますが、その他の場合で立ち入ることはありません。例外として、網戸の取り外しやバルコニーの私物の移動等をお手伝いする際に立ち入らせていただくことがあります。

Q
騒音は発生しますか?

足場の組立て・解体のタイミング、外壁にドリルやハンマーを使用する際に騒音が断続的に発生します。

Q
駐車場や駐輪場は普段通りに使えますか?

足場や資材等の影響で駐輪場の屋根を取り外したり、自転車や自動車を移動していただくことがあります。また、こちらで外部に一時的に駐車場を手配させていただいたり、管理組合で手配いただくこともあります。

Q
塗料の飛散が気になるのですが、大丈夫でしょうか?

塗料が飛散しそうなときは作業を中断・中止します。念のため、自動車にビニールシートをかけさせていただくことがあります。

Q
高圧水を使う場合の注意は何かありますか?

窓ガラスに高圧水を直接当てることはありませんが、それでも大量の水を使用します。念のため、サッシの内側の溝部分に不要な布を置いていただくほか、窓も施錠をお願いします。

Q
台風や地震が発生しても足場は倒壊しませんか?

当社では足場に関する安全対策をしっかり行っておりますのでご安心ください。

Q
足場のシートで部屋が暗くなりませんか?

足場のシートは外部への塗料等の飛散防止、作業員の安全確保のために張らせていただきます。少し暗くはなりますが、透過性の良い材料を使用しています。また、緊急時(台風他)の場合はシートをめくる場合もございます。

Q
BSアンテナがあるのですがどうすれば良いですか?

原則として、居住者様で足場設置前に移動をお願いしています。当社で簡易的な移動(足場の外に移設)の対応も可能ですが、映りが悪くなる場合がありますので、あらかじめご了承ください。その場合、復旧は居住者様でお願いします。なお、CS対応のアンテナに関しては、感度が微妙なため居住者様にてご移動お願いいたします。

Q
アフターサービスはどの様なことをしてもらえるのでしょうか?

1年・3年・5年・10年等工事内容に応じて点検を行っております。その際にもアンケート調査と担当者による共用部点検を行い、万一不具合があった場合には理事会の皆様にご報告のうえ対応いたします。大規模修繕工事は皆様とのお付き合いのスタートですので、当社ではアフターサービスこそ大切なものと考えています。