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INTERVIEW

インタビュー

青砥 竜一(あおとりゅういち)

2017年

室蘭営業所 所長

【担当業務】足場工事部門の営業(現場調査、見積書・図面作成、元請様との現場打ち合わせ、工程・売上・原価管理等)

これまでの経歴

高校卒業後、家電量販店に就職し、お客様への家電販売や配送、室内設備等の工事見積からインターネット取次まで店舗業務全般を担当していました。当時、カーナビはまだまだ普及しておらず、お客様のご自宅へ商品を配送するときには個人宅の名前が書いている地図での経路確認が必要でした。
入社から2年くらいが経過した頃、地図を見ていたときに、ふと「地図には建てた人の名前が載るんだよな!そんな仕事ってかっこいいな!」という思いが頭をよぎったんです。今思えば、短絡的な考えだと思いますが(笑)そう思ってすぐに、新築やリフォーム工事全般をおこなっている工務店に転職しました。
そこでは、現場作業を通じてこれまで経験のなかった建築工事における知識や技術を学び、主に基礎工事全般(測量から施工まで)を担当していました。そして、在職中に上司から資格取得を勧められ、2級建築施工管理技士の資格を取得したことで、リフォーム工事の施工管理技士として原価管理~施工まで任されるようになり、仕事の幅が広がったことが、自分の自信に繋がったことを覚えています。

入社のきっかけは?

前職で13年が経過し、5年後・10年後の将来を見据えたときに、体力に自信がなかったこともあり、40歳で肉体労働をしている自分が想像できず…内勤業務に就きたいという思いが強くなりました。
また、日給月給制だったこともきっかけとしては大きいですね。家庭もありましたので、安定した収入という条件がとても重要でした。しかし、前職では職人が不足していたことにより内勤への職種変更は難しいことに悩んでいたところ、足場営業の求人があること知り、仕事内容に興味を持ったので成田屋に応募しました。
面接の際、佐野さん(現:リプロ㈱専務取締役・成田屋㈱執行役員)から営業職の業務内容などを教えていただいたときに、これまでの建設業での経験も少なからず活かせると思えたこと、また、設計業務に少しでも携わりたいという希望も叶うこと、何より、月給制で安定した収入が得られることがとても魅力的に感じたのを覚えています。また、BtoBのためビジネスの規模も大きく、自らかかわる仕事の社会貢献度も高くなることで、今まで以上にやりがいを感じられると思い転職を決めました。

成果を上げる秘訣、自分に何を課して日々を過ごしていますか?

自分が満足できる仕事をすることです。元請様への迅速かつ柔軟な対応と社内での正確な書類作成を心掛けることで、仕事におけるコミュニケーションや連携がスムーズになり、業務効率の向上ができたという成功体験をしました。具体的には、自分の得意なところ(足場の作図スキルなど)を伸ばす努力をすることや資格を保有していることがプラスαで言葉に説得力を持たせることができると思います。仕事の取り組み方としては、仕事に優先順位をつけることで同じ仕事量でも要領よく効率的に進めることができるようになりました。また、知識を増やして業務の幅を広げるため、現在は1級施工管理技士の勉強をしています。2022年に1級建築施工管理技士補に合格、2023年の二次試験は不合格となりましたが、さらなる成長を目指してチャレンジを続けます。

未経験からの挑戦で活躍できている秘訣は?

前職も建設業界ではありましたが、実際に入社してみると足場工事については一から覚えることが多く、大変苦労しましたし失敗の連続でした。しかし、どんなときにも決して否定することなく、失敗を恐れず何事にもまず挑戦をさせてもらえたこと、成長できるチャンスを与えてもらえたことで、経験値を上げることができたと思っています。そのお陰で、仕事を習得する力が高まり、考える力も身についたと考えています。
一人一人の適正に合わせた業務に就かせてもらえていることで、活躍できる場を用意してもらえていると感じ、感謝しています。

これまで、社員教育の一環であるリーダー育成のための外部講師による研修や、心理学を用いた社内研修を通じて、リーダーとしての役割や適切なコミュニケーションの取り方などたくさんの気づきを得ました。特に相手の立場や考えに理解を示しながら自分の考えを明確に伝えることを意識して、自発的に行動し責任を持って仕事に取り組むようになりました。学んだことを活用しながら業務に励むことで、求められているリーダー像に一歩ずつではありますが前進できていると感じています。

仕事のやりがい・楽しさは?

建設現場に欠かせない足場工事における営業の仕事は、現場調査から見積書・図面作成、元請様との現場打ち合わせ、工程・売上・原価管理までを一手に担う、幅広い業務です。

自身のミスが原因で落ち込むこともありますが、一方で使いやすい足場の提供ができた時や要望に応えることができた時にお客様から「ありがとう」や「助かった」の言葉をかけてもらえたり、急な足場の施工依頼など現場のことで頼って連絡をいただいたりすると、元請様に選ばれる人になれていると思えてとても嬉しくなります。そして、そういった出来事が更なるやりがいにつながっていると思います。
今後は顧客満足度を向上させることが目標です。そのためには日々の業務の中での失敗経験や成功経験を上司や部下、同僚へ情報共有をして、相互に気づきを与え合う関係性を築くことが大切だと思いますし、そこで得た気づきを実践し、業務改善につなげることでより良い足場工事の提供やサービス向上が実現できると考えます。

当社で働く魅力は?

会社に行きたくないと思ったことがない事です。
頭ごなしに「やれ」「やるな」という指示ではなく、その業務を行う動機を明確に示してくれるところや、得意なところを伸ばそうと考えてくれるので、一人一人に寄り添った業務に就かせてもらえていると感じています。
人間関係や仕事がうまくいかなかったときなどは、嫌だなと思うこともありますが、そんな時に話を聞いてくれたり、多角的な視点からアドバイスをくれたりする上司や同僚、外部カウンセラーがいることで安心感を得られています。何かに行き詰った時に一人で悩まずに相談ができる環境があるのは大きいですね。
苦手分野については、焦らせずに一人一人の成長速度を理解し、許容してくれるので建設業界未経験でも挑戦しやすく、働きやすいところも魅力だと感じています。意欲があればキャリアアップでリーダーや幹部候補も目指すことができるのもその一つです。

これからの目標をお願いします!

基礎工事などを行う土木部門をつくりたいと考えています。
前職のノウハウを生かせること、取得している建設業許可の分野であること、また足場工事との抱き合わせにより仕事の幅が広がることで、会社に貢献できると考えています。特に職人の高年齢化に備え、高所作業以外の作業の間口を広げることで高年齢になる職人の受け皿を作りたいという思いもあります。入社した頃から、5年以内に土木(基礎)工事をやりたいという構想はありましたが、想像以上に足場工事に関して習得しなければならないことが多く、今やるべきことを優先して計画を見直しました。今は10年以内にこの構想を実現し、統括できる立場になるという目標を持っています。

一日のスケジュール

08:30

■オンライン朝礼

09:00

■工程確認
■現場調査(外回り)
■営業活動(新規・既存企業の営業)

12:00

■昼食休憩

13:00

■工程確定連絡(元請様との打ち合わせ)
■足場工事見積書作成
■足場図面作成
■売上管理確認
■足場施工スタッフと打ち合わせ

17:30

■退社